のーんびりと読書の感想、書評

読んだ本の感想、書評、気になる本、読んでみたい本の話題。好きな作家、百田 尚樹、貴志 佑介、宮部 みゆき、有川 浩

「おそろし―三島屋変調百物語事始」(宮部みゆき著)を読んだ感想、書評

「おそろし―三島屋変調百物語事始」を読みました。続編である「あんじゅう―三島屋変調百物語事続」を先に読んだので、続編でのトピックスの原因が、こういうことだったのが分かるのが面白かったです。

 最終話で、「おちか」が「おたか」の心の中に入っていって、問題の屋敷と対決をする場面は、少し行き過ぎのような気がします。そこまで非現実的な話になると、ちょっと引いてしまいました。全体の感想としても、「あんじゅう―三島屋変調百物語事続」の方が、三島屋に係わる人たちのあたたかさ、優しさを感じる場面が多く、世界観を楽しめました。

次は、宮部みゆきさんの別のジャンルの作品を読んでみたいと思います。

 

おそろし 三島屋変調百物語事始

おそろし 三島屋変調百物語事始

 

 

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おそろし|宮部みゆき