「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」(劇団ひとり 著)を読んだ感想、書評
「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」を読みました。「陰日向に咲く」が面白かったことと、最近、よく観る映画の番宣の中で、劇団ひとりさん、大泉 洋さんの掛け合いが面白かったこともあって、気になっていました。映画の番宣番組としては、柴咲 コウさんも一緒に出た「ボクらの時代」が一番面白かったです。
小説も、とても面白かったです。売れないマジシャンが、自分が生きていることに意味を見いだせないで、「自分がなんで生まれてきたのか」と疑問を持っている時に、タイムスリップをして、自分が生まれる頃の両親に出会い。自分の生まれてきた意味を知るという話です。そんなに長編ではないので、すぐに読めますが、もっと読んでいたいと思いました。
「陰日向に咲く」を読んだ時も、話に無駄が無く、それでいて笑える箇所はあり、伏線もしっかり回収していく構成がすばらしいと思いました。「読みたい、気になるエピソード」を読みたいタイミングで提示してくれるところは、百田 尚樹さんの作品に通じるものを感じました。
柴咲コウx劇団ひとりx大泉洋①ボクらの時代2014年5月17日 - YouTube
柴咲コウx劇団ひとりx大泉洋②ボクらの時代2014年5月17日 - YouTube