2014-07-01 「パーク・ライフ」(吉田 修一 著)を読んだ感想、書評 「悪人」が面白かったので、吉田 修一さんの他の作品も読んでみたくなりました。どの作品も評価が高かったのですが、芥川賞を受賞した「パーク・ライフ」を読んでみました。 「パーク・ライフ」には、「パーク・ライフ」と「flowers」という2編の短編が収録されています。「パーク・ライフ」は日比谷公園に集まる色々な人 の話で、特にこれといった事件は起こりません。評価は高いようなのですが、いかにも純文学的な表現は、あまり好きではありませんでした。 「flowers」は、それに比べると、人間のドロドロした部分の描写もあり、「悪人」的なものを求めていた欲求を満たしてくれる内容でした。 吉田修一-芥川賞受賞作家-127YS パーク・ライフ (文春文庫) 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る パーク・ライフ 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2002/08/27 メディア: 単行本 クリック: 19回 この商品を含むブログ (95件) を見る