「黒い家」(貴志祐介著)を読んだ感想、書評
怖い小説を読みたくて、評価の高いこの本を選びました。第4回日本ホラー小説大賞受賞作だそうです。本当に怖かったです。色々な怖さの種類がありますが、やっぱり「人」が一番、怖いんだなと思う内容でした。思いもつかない行動をする人に関わった時の恐怖を疑似体験しました。心霊現象、超常現象などの類は一切なく、ここまで怖いのは、初めてでした。
小説の本筋とは、関係ないのですが、保険会社の方の勤務内容って大変なんだなと思いました。とても私には勤まりそうもなさそうな激務だと感じました。
「黒い家」は、1999年に森田芳光監督、内野聖陽・大竹しのぶ主演で映画化されました。YouTubeで購入閲覧することができます。
「黒い家」は、韓国でも映画化されたようです。そのYouTubeの予告編の内容を見ると、やたら「指狩り族」に焦点を当てていますが、「そこっ?」て感じです。